夜勤明けでぼんやりしながら、求人サイトで「派遣 看護師 時給2,000円」って数字を見て、思わず二度見したことがあって。今の自分の時給に換算したらいくらだろう、派遣のほうが稼げるんじゃ…って電卓を叩いた夜があったんですよね。
先に結論から言うと、派遣看護師の給料は時給ベースだと正社員より高く見えることが多いです。でもボーナスと退職金がない分、年単位で見ると単純に「派遣のほうが得」とは言い切れません。
この記事では、派遣看護師の時給相場の目安(約・地域による前提で)、月収にするといくらか、正社員と比べて結局どっちが手元に残るのか、そしてボーナスなし・退職金なしのデメリットまで、わたしが転職を考えたときに調べたことと、派遣で働いていた知人の話をまぜて正直に書いていきます。良いところだけじゃなく、向かない人のことも書きますね。
わたしはあさこといいます。急性期の内科外科混合病棟で7年、3交代で月10〜12回の夜勤をしてきて、6年目の冬に体が限界をむかえて日勤のみの外来へ移りました。派遣は自分では生業にしていないんですが、転職を考えたときに本気で調べたし、派遣やスポットで働く同僚を何人も見てきたので、その目線で書いていきますね。
派遣看護師 給料の時給相場はどれくらい?

まず一番気になる時給から。あくまで目安で、地域や施設の種類でけっこう変わります。
ひとつずつ見ていきますね。
時給相場:だいたい約1,800〜2,300円

派遣看護師の時給は、わたしが調べた範囲だとだいたい約1,800〜2,300円が一つの目安でした。都市部だと2,000円を超える求人がわりと多くて、地方だと1,600〜1,800円くらいに落ちる感覚です。あくまで目安なので、お住まいの地域で実際の求人を見たほうが確実です。
正社員のときの自分の時給をざっくり計算すると、わたしの場合は1,500円くらいでした。基本給を月の労働時間で割っただけの単純計算なので雑なんですけど、それでも派遣の時給のほうが数百円高く見えたのは事実です。最初に求人を見たとき「えっ高い」ってなった理由はここですね。
ただ、この時給の高さには理由があって。派遣の時給にはボーナスや退職金の原資があらかじめ含まれている、という考え方なんです。だから時給だけ見て「派遣のほうが得」と判断するのは、ちょっと早いかもしれません。
施設・働き方で時給は変わる

同じ派遣でも、どこで働くかで時給はけっこう動きます。一般的には、クリニックや健診より、病棟やオペ室みたいに専門性や体力が求められる現場のほうが時給が高めになりやすいです。あと、人手が足りない時期や地域だと、ぐっと上がることもあるみたいで。
働き方も時給に影響します。長期で同じ施設に入る登録型派遣と、1日だけの単発・スポットだと、単発のほうが時給が高く設定されていることが多いです。そのぶん単発はその日かぎりで仕事を覚える必要があって、慣れるまではしんどいという声も聞きます。
単発やスポットで派遣の求人を探すなら、その領域に強い単発・派遣に強いMCナースネットのような派遣に特化したサービスを見ておくと、地域ごとの時給の相場感がつかみやすいですよ。
あさこ時給はあくまで目安です。「約」とか「地域による」を外して数字だけ覚えると、実際の求人とズレてがっかりするので気をつけてくださいね。
月収にするといくら?手取りのリアル


時給だけだとピンと来ないので、月収にしてみます。
ひとつずつ見ていきますね。
月収の目安:約28〜38万円


時給2,000円で、1日8時間・月20日働いたとすると、単純計算で2,000円×8時間×20日=32万円になります。残業や休日の有無で前後しますが、フルタイムの派遣だと月収はだいたい約28〜38万円のレンジに収まることが多い印象です。これも地域と稼働日数しだいなので、目安として見てくださいね。
正社員の病棟時代、夜勤手当込みでわたしは月30万ちょっとでした。なので額面の月収だけ比べると、派遣のフルタイムは正社員と同じか少し上、くらいの感覚です。夜勤をしない分これだけ出るなら悪くないな、と当時は思いました。
手取りは社会保険と稼働日数で変わる


額面が30万でも、手取りはそこから社会保険料と税金が引かれます。派遣会社の社会保険に入る場合、ざっくり額面の8割前後が手取りになるイメージで、ここは正社員とそんなに変わりません。
気をつけたいのが、派遣は稼働日数がそのまま収入に直結することです。月給制の正社員と違って、シフトを入れなかった月や、体調を崩して休んだ月は、その分まるごと収入が減ります。祝日が多い月や年末年始も稼働が減るので、毎月きっちり同じ額が入るわけではない、というのは知っておいたほうがいいです。
このあたりは年収全体で見ないと判断しづらいので、看護師の手取りの考え方をまとめた看護師の年収・手取りの記事もあわせて読んでみてください。
- 額面月収:約28〜38万円(フルタイム・地域による)
- 手取り:額面の8割前後が目安
- 稼働日数が減るとその分そのまま収入減
- 祝日・年末年始は稼働が減りやすい
毎月の収入の波があることまで込みで考えると、派遣の月収のイメージがつかみやすいと思います。
正社員と比べて派遣看護師の給料は高い?低い?


ここが一番悩むところですよね。時給は高い、でも…という話です。
ひとつずつ見ていきますね。
時給・月収は高く見える、でも年収だと逆転も


結論から言うと、時給と月収だけ切り取れば派遣のほうが高く見えます。でも年収まで広げて比べると、正社員のほうが上回ることも普通にあります。理由はシンプルで、正社員にはボーナスがあるからです。
たとえば月収はほぼ同じでも、正社員は年に2回のボーナスで合計60〜100万くらい上乗せされることがあります。派遣はこのボーナスがありません。派遣の高い時給にはボーナス分が織り込まれている、とよく言われますが、実際に年収で並べると正社員のボーナスのほうが大きく見えるケースも多いです。
なので「派遣=高い」「正社員=低い」と単純に決めず、ボーナスまで含めた年収の総額で比べるのが大事だと思います。
ボーナスなし・退職金なしのデメリットは正直ある


派遣の正直なデメリットとして、ボーナスと退職金がないことは外せません。月々の収入が同じでも、何年も働いたときの差はここでじわじわ出ます。
長く同じ職場で働いて退職金やボーナスを積み上げる、という正社員の安心感は派遣にはありません。契約期間が決まっていて更新されない可能性もあるので、収入が途切れるリスクも頭に入れておく必要があります。あと、教育やキャリアアップの面でも、派遣は研修やリーダー業務の機会が正社員より少なくなりがちです。
こういう派遣の弱点も含めて、自分に合うかを冷静に見たほうがいいです。良い面だけで飛びつくと、あとで「思ってたのと違う」になりやすいので。複数の働き方を比べたいなら、看護師転職サイトで正社員と派遣の求人を並べて見てみるのもおすすめです。



ボーナスと退職金がない、ここを軽く見て「時給高い!」だけで決めちゃうと、数年後にじわっと後悔するかもしれません。
派遣看護師が向く人・向かない人と探し方


ここまでの話をふまえて、どんな人に向くか・向かないかを正直に整理します。
派遣看護師が向いているのは、まず「決まった期間だけしっかり稼ぎたい人」だと思います。短期集中で時給高めに働けるので、留学資金や引っ越し資金をためたい、とか目的がはっきりしている人にはハマります。あと、人間関係を一つの職場に固定したくない人、ライフスタイルに合わせて働く時期と休む時期を自分でコントロールしたい人にも向いています。
子育てやブランク明けで、いきなりフルの正社員はこわい、という人が単発から慣らしていくのもよく聞く使い方です。
逆に向かないのは、毎月きっちり同じ額の収入がないと不安な人、ボーナスや退職金をふくめた長期の安定を重視する人です。派遣は稼働しない月は収入が減るので、固定費が大きい人や、収入の波がストレスになる人にはしんどいかもしれません。あと、一つの職場でじっくりキャリアを積んで役職を目指したい人も、派遣だと機会が限られるので正社員のほうが向いていると思います。
探し方のコツとしては、派遣・単発に強いサービスに登録して、希望の時給・エリア・働き方を最初にハッキリ伝えることです。わたしが転職を調べたときも、あいまいに「いい求人ありますか」と聞くより、条件を具体的に出したほうが的確な求人が出てきました。
派遣で探すなら、派遣を本領にしているMCナースネットの評判・口コミを一度見て、登録するかどうか判断するといいと思います。単発1日からの求人も扱っているので、まず単発でお試しという入り方もしやすいです。
派遣以外の働き方も気になるなら、派遣の仕組み全体をまとめた派遣看護師の仕組みの記事も読んでみてください。給料だけじゃなく、契約や保険のことまで分かったうえで決めたほうが、後悔が少ないので。



向き不向きは「収入の安定をどこまで求めるか」でだいたい分かれます。自分がどっちタイプか、ちょっと考えてみてくださいね。
よくある質問


- 派遣看護師の時給はどれくらいが相場ですか?
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あくまで目安ですが、だいたい約1,800〜2,300円が一つの相場です。都市部は2,000円超えが多く、地方は1,600〜1,800円くらいに落ちることもあります。地域や施設の種類でかなり変わるので、お住まいのエリアで実際の求人を見て確認するのが確実です。
- 派遣と正社員、給料はどっちが高いですか?
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時給や月収だけ見ると派遣のほうが高く見えることが多いです。でもボーナスや退職金まで含めた年収で比べると、正社員が上回るケースも普通にあります。月収だけでなく、ボーナス込みの年収の総額で比べるのがおすすめです。
- 派遣看護師にボーナスや退職金はありますか?
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原則ありません。派遣の高い時給には、その分があらかじめ織り込まれているという考え方です。長く働いて積み上げる退職金やボーナスの安心感は正社員にしかないので、そこを重視する人は正社員のほうが向いているかもしれません。
- 派遣でフルタイムだと月収はいくらくらいですか?
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時給2,000円で1日8時間・月20日なら単純計算で32万円ほどです。フルタイムだとだいたい約28〜38万円のレンジが多い印象ですが、稼働日数や残業で前後します。手取りは社会保険や税金が引かれて、額面の8割前後が目安です。
- 派遣は毎月同じ収入がもらえますか?
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もらえないことが多いです。派遣は稼働日数がそのまま収入になるので、シフトを少なくした月や体調を崩した月は、その分まるごと減ります。祝日の多い月や年末年始も稼働が減りやすいので、収入に波があることは知っておいたほうがいいです。
- 派遣看護師は確定申告が必要ですか?
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派遣会社で年末調整をしてもらえれば、基本的に自分での確定申告は不要なことが多いです。ただ、複数の会社で働いた場合や、年の途中で働き方が変わった場合は申告が必要になることもあります。派遣会社の担当さんに自分のケースを確認しておくと安心です。
- 未経験やブランクありでも派遣で働けますか?
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働けます。ブランク明けの人が、いきなり正社員ではなく単発や短期の派遣から慣らしていくのはよく聞く使い方です。ただ単発はその日のうちに仕事を覚える必要があるので、最初は受け入れ体制がしっかりした施設や、フォローの手厚い派遣会社を選ぶと安心です。
- 派遣看護師のデメリットは何ですか?
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ボーナス・退職金がないこと、収入が稼働日数に左右されること、契約が更新されないと収入が途切れるリスクがあることです。あと研修やキャリアアップの機会が正社員より少なめになりがちです。良い面だけでなく、こうした弱点も込みで判断するのが大事だと思います。
- どんな人が派遣看護師に向いていますか?
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決まった期間だけしっかり稼ぎたい人、働く時期と休む時期を自分でコントロールしたい人、人間関係を一つの職場に固定したくない人に向いています。逆に、毎月安定した収入とボーナス・退職金を重視する人には向かないかもしれません。
- 派遣の求人はどうやって探せばいいですか?
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派遣・単発に強いサービスに登録して、希望の時給・エリア・働き方を最初にハッキリ伝えるのがコツです。あいまいに聞くより条件を具体的に出したほうが的確な求人が出てきます。単発1日から扱うサービスなら、まずお試しで入って職場を見てから決める、という探し方もしやすいですよ。
まとめ


派遣看護師の給料は、時給で見れば約1,800〜2,300円が目安で、正社員より高く見えることが多いです。フルタイムの月収も約28〜38万円ほど出ることがあって、額面だけなら魅力的に映ると思います。でも、その高い時給にはボーナスや退職金の分が織り込まれていて、年収の総額で比べると正社員が上回ることも普通にあります。
ボーナスなし・退職金なし・収入が稼働日数に左右される、ここは派遣の正直なデメリットです。
なので「時給が高いから派遣がお得」と数字だけで飛びつかず、自分が収入の安定をどこまで求めるかで決めるのがいいと思います。短期で集中して稼ぎたい人や、働き方を自分でコントロールしたい人には派遣はかなり合います。もし派遣や単発で探してみようかなと思ったら、派遣を本領にしているMCナースネットの評判をのぞいてみてください。
良し悪しを分かったうえで、自分のペースで決めれば後悔は少ないはずです。









