子どもを保育園に送ったあと、求人サイトを開いて「看護師 パート 時給 相場」って検索しながら、正直ちょっとモヤモヤしてました。同じ看護師パートなのに、時給1,400円のところもあれば2,200円のところもあって、何が違うの?って。
先に答えを言っちゃうと、看護師パートの時給相場はだいたい1,500〜2,200円くらいが目安で、職場の種類によって数百円単位で変わります。地域差もけっこうあります。
あと「相場より高い=当たり」とも言い切れなくて。時給が高い職場には高いなりの理由があったり、扶養内で働きたい人にはむしろ時給より別の条件が大事だったりします。このへんを知らずに時給だけで決めると、あとで「思ってたのと違う」ってなりがちなんですよね。
わたしはあさこといいます。急性期病棟で7年フルタイムの3交代で働いてきて、今は日勤のみの外来にいます。パート勤務そのものを自分でやってるわけじゃないんですが、転職や働き方を考えたときに扶養内パートの時給もかなり調べたし、ブランクからパート復帰した同僚の話も聞いてきました。
この記事ではその調べた範囲で、職場別の時給相場、時給が高い働き方、探し方の注意点を書いていきますね。
看護師 パート 時給 相場はどのくらい?まず全体の目安

細かい職場別の前に、ざっくり全体の相場感から書きますね。あくまで目安で、地域や経験で前後します。
ひとつずつ見ていきますね。
全体の相場:だいたい1,500〜2,200円

看護師パートの時給相場は、わたしが求人を見て回った感覚だとだいたい1,500〜2,200円くらいに収まることが多いです。准看護師さんだとここから200〜300円ほど下がるイメージで、正看護師のほうが当然高めに出ます。
これって他の職種のパートと比べるとかなり高いほうで、一般的な事務や販売のパートが1,100円前後だとすると、看護師資格の強さがそのまま時給に出てる感じがします。短い時間でしっかり稼げるのは、子育て中の人にはありがたいところですよね。
ただ「1,500〜2,200円」って幅が700円もあって、ここがクセモノなんです。同じ看護師パートでも職場の種類でここまで開くので、相場の数字だけ見て安心しちゃうとちょっと危ういかも。
時給が変わる4つの要素

なんで同じ看護師パートでこんなに時給に差が出るのか。調べてみると、だいたい4つの要素で決まってる感じでした。職場の種類、地域、経験年数・スキル、そして雇用形態(パートか単発派遣か)です。
この中でも一番ガツンと効くのが職場の種類で、次が地域。だから「相場いくら?」の答えは本当は「どこで働くかによります」が正確なんですよね。
なので次の見出しから、職場別の時給目安を一つずつ見ていきます。自分が候補にしてる職場のところを重点的に読んでもらえれば。
- 職場の種類(クリニック/施設/訪問/健診など)
- 地域(都市部か地方か)
- 経験年数・スキル(病棟経験や専門性)
- 雇用形態(パートか、単発・派遣か)
この4つを頭に入れておくと、求人票の時給が高い・安い理由がなんとなく読めるようになります。
職場別の看護師パート時給相場(クリニック・施設・訪問・健診)

ここが一番知りたいところだと思うので、職場の種類ごとに時給の目安を書いていきます。数字はあくまで目安で、地域差があるのは前提で読んでくださいね。
ひとつずつ見ていきますね。
クリニック・診療所:1,400〜1,800円ほど

看護師パートで一番求人が多いのがクリニック・診療所で、時給は2026年時点でだいたい1,400〜1,800円くらいが目安です(地域でも前後します)。日勤のみで土日休みのところも多くて、子育て中の人にすごく人気です。だから求人は出ても人気で埋まりやすい印象。
時給は全体相場の中ではやや控えめなことが多いです。でもそのぶん残業が少なくて、シフトの融通が利きやすい職場が多いので、扶養内でコンパクトに働きたい人には向いてると思います。
あと診療科で忙しさがかなり違います。内科や小児科は患者さんの回転が速くてバタバタしがちで、眼科や皮膚科は比較的落ち着いてることが多いみたい。時給が同じでも体感のしんどさは科で全然違うので、見学できるならしたほうがいいかも。
介護施設・老健:1,500〜1,900円ほど

特養や老健などの介護施設は、時給1,500〜1,900円くらいが目安で、クリニックよりやや高めに出ることが多いです。看護師の人数が少なくて一人あたりの責任が重めなぶん、時給に乗ってる感じがします。
仕事内容はバイタルチェック、服薬管理、医師や家族との連絡、看取りの対応などで、急性期みたいなスピード勝負ではないです。でも利用者さんの急変時に判断する場面はあるので、病棟経験が活きます。
気をつけたいのが、施設によってはパートでもオンコールや夜勤を頼まれることがある点。「日勤のみ」で入ったつもりが夜勤やオンコールを打診される施設もあるので、応募前に必ず確認してください。
訪問看護:1,700〜2,200円ほど(高め)

訪問看護はパートの時給が高めで、1,700〜2,200円くらいが目安です。職場の中ではかなり上のほうですね。一人で利用者さん宅を回ってアセスメントも判断も自分でする責任の重さが、時給に反映されてる感じがします。
直行直帰OKの事業所もあって、働き方の自由度が高いのも魅力。ただオンコール当番がある事業所だと、夜間に電話で呼ばれる可能性があります。パートでもオンコールに入るかどうかで負担がかなり変わるので、ここは要チェック。
あと運転が必要なエリアが多いので、車の運転が苦手な人にはちょっとハードルかも。時給は高めだけど、オンコールの有無と移動手段は時給と同じくらい大事な確認ポイントだと思います。
健診・検診センター:1,500〜2,000円ほか

健診・検診センターは時給1,500〜2,000円くらいが目安です。健康な人の採血・測定・問診がメインで、急変対応がほぼなくて土日休みのところも多いので、夜勤やバタバタが苦手な人にすごく人気があります。わたしも一度真剣に調べました。
ただ人気が高くて、条件のいい求人はすぐ埋まります。あと採血がメインなので、採血が苦手な人にはちょっとしんどいかも。淡々と同じ作業が続くのが合う人と合わない人がいます。
季節によって繁忙期(春・秋の健診シーズン)があって、その時期だけ単発やスポットで募集が増えることもあります。短期でガッと稼ぎたい人はそういう求人を狙うのもありです。
- クリニック・診療所:1,400〜1,800円ほど
- 介護施設・老健:1,500〜1,900円ほど
- 訪問看護:1,700〜2,200円ほど(高め)
- 健診・検診センター:1,500〜2,000円ほど
こうして並べると、訪問看護と健診が高めで、クリニックがやや控えめという全体の傾向が見えてきます。次は地域差の話を。
地域差も大きい|都市部と地方で時給はどう違う

職場の種類と並んで時給に効くのが地域差です。同じ職種でもエリアで数百円変わるので、ここも知っておいてほしいです。
都市部、とくに東京・神奈川・大阪あたりは時給が高めに出やすくて、看護師パートでも2,000円超えの求人がそこそこあります。物価や家賃が高いぶん、時給もそれに合わせて上がってる感じですね。逆に地方だと同じ職場の種類でも1,300〜1,600円くらいが中心になることが多くて、都市部とは300〜500円くらい開くこともあります。
ただ「都市部のほうが得」と単純には言えなくて。都市部は時給が高くても通勤時間が長かったり、競争率が高くて希望の職場に入りにくかったりします。地方は時給が控えめでも、家から近くて通勤がラクだったり、求人の倍率が低くて選びやすかったりするんですよね。
あと、同じ市内でも駅前のクリニックと郊外の施設で時給が違ったりします。なので「自分の住んでるエリアの相場」を知るのが一番大事で、全国平均の数字だけ見てもあんまり意味がないかも。自分の通える範囲の求人をいくつか並べて、そのエリアの相場感をつかむのがおすすめです。
自分のエリアの相場を手っ取り早く知りたいなら、希望条件を伝えて求人をまとめて出してもらえる看護師転職サイトに登録して、担当さんに「この地域でパートの時給相場って今どのくらいですか」と聞いてしまうのが早いです。地域の実勢をよく知ってるので。
悩む女性全国平均の時給を見て一喜一憂してたんですけど、結局は自分の通える範囲の相場がすべてなんですよね。
時給を上げたいなら|パートより高い単発・派遣という手も


ここまで読んで「もっと時給高くできないかな」と思った人へ。実は単発・派遣という選択肢があって、これがパートより時給が高めなことが多いんです。
ひとつずつ見ていきますね。
単発・派遣はパートより時給が高めの傾向


調べていて意外だったのが、単発バイトや派遣は、同じ職場の種類でもパートより時給が高めに出ることが多いという点でした。単発の健診や採血バイトだと時給2,000〜2,500円、なかにはそれ以上の求人も見かけます。
なんで高いかというと、その日だけ・短期だけのピンポイントの人手を埋める働き方だからです。事業所側も即戦力に来てほしいので、時給を上げて募集する傾向があるんですね。賞与や昇給がないぶん、時給そのものを高くして釣り合いを取ってる感じ。
ブランクから復帰した同僚が「いきなりパートで毎週は不安だったから、まず単発の健診で慣らした」と言っていて、なるほどなと思いました。自分のペースで日数を選べるのも単発の良さです。
単発・派遣の落とし穴も正直に


ただ、単発・派遣は良いことばかりじゃないので正直に書きます。まず収入が安定しません。シフトを入れた日しか稼げないので、「今月あんまり入れなかった」となると月収がガクッと下がります。賞与も退職金もないです。
あと、その日初めての職場に行くので、勝手が分からないまま即戦力を求められるプレッシャーがあります。人間関係を一から作る手間がないのは気楽だけど、毎回違う環境に放り込まれるのが苦手な人にはしんどいかも。
それと単発で一定以上稼ぐと確定申告が必要になることがあります。扶養内で働きたい人は年間の収入合計に気をつけないと、扶養を外れちゃうこともあるので。このへんは次のFAQでもう少し触れますね。
単発・派遣を探すならどこ


単発や派遣の求人は、普通の転職サイトより派遣・単発に強いサービスのほうが数も質も揃っています。看護師の単発・派遣で名前がよく挙がるのが単発・派遣に強いMCナースネットで、1日からのスポット求人や応援ナース、健診・ツアーナースまで幅広く扱っています。
わたしが調べたかぎりだと、単発専門でやるならこういう派遣・単発に特化したサービスに登録しておくと、希望の日だけサクッと探せて効率がいいです。実際どんな評判なのかはMCナースネットの評判・口コミにまとめたので、気になる人は見てみてください。
もちろんパート一本でいきたい人は無理に単発をやる必要はないです。あくまで「時給を上げる手段の一つ」として、こういう選択肢もあるよ、という話です。
- 単発・派遣に強いサービスに登録する
- 希望の曜日・日数を最初に伝える
- 扶養内なら年間収入の上限を意識する
- 初回は無理せず慣れた科から入る
単発の給料がどのくらいになるかは、職場別にまとめた単発の給料の記事も参考にしてみてください。
時給だけで決めないで|パート選びで後悔しないコツ


最後に、時給の相場を調べてきた人だからこそ伝えたいことを。時給はもちろん大事なんですが、それだけで決めると後悔しやすいです。
時給が高い職場には、高いなりの理由があることが多いです。責任が重い、オンコールがある、忙しい、人手が足りない、など。逆に時給が少し低めでも、残業ゼロでシフトの融通が利いて、人間関係が穏やかな職場のほうが、長く続けられて結果的に満足度が高いことってあるんですよね。
とくに扶養内で働きたい人は、時給の高さより「年間でいくらに収まるか」をコントロールできるかのほうが大事だったりします。時給が高すぎると、少ない時間で扶養の壁(103万・130万など)に当たっちゃって、かえって働きにくくなることもあるので。このあたりは扶養内で働く話を別記事にまとめたので、扶養の壁が気になる人はそっちも読んでみてください。
あとは、求人票の時給の数字だけじゃなくて、交通費が出るか、賞与(パートでも寸志が出ることがあります)があるか、有給が取りやすいか、みたいな周辺条件もトータルで見ること。同じ時給1,600円でも、交通費全額支給と自腹では手取りが地味に変わります。
一人で全部の条件を比べるのは正直しんどいので、わたしなら希望を文章にして転職サイトの担当さんに渡して、合わない求人は断ってもらいます。時給・勤務日数・扶養希望・通える範囲を最初に伝えておくと、条件に合う求人だけ出してもらえて、地雷を踏む確率がぐっと下がります。扶養内で働きたい人向けの記事も合わせてどうぞ。



時給の数字って分かりやすいから飛びつきたくなるけど、結局は「自分が無理なく続けられるか」が一番の物差しだと思います。
よくある質問


- 看護師パートの時給相場はいくらくらいですか?
-
全体の目安はだいたい1,500〜2,200円くらいです。准看護師さんだと200〜300円ほど下がります。ただ職場の種類や地域でかなり幅があって、クリニックはやや控えめ、訪問看護や健診は高めに出る傾向です。自分の通える範囲の求人をいくつか並べて、そのエリアの相場をつかむのが確実ですよ。
- どの職場が時給が高いですか?
-
職場別で見ると訪問看護(1,700〜2,200円ほど)と健診・検診(1,500〜2,000円ほど)が高めの傾向で、クリニック(1,400〜1,800円ほど)はやや控えめなことが多いです。ただ時給が高い職場はオンコールや責任の重さがあることも多いので、数字だけでなく働き方とセットで見てくださいね。
- 単発や派遣はパートより時給が高いって本当ですか?
-
本当のことが多いです。単発の健診や採血バイトだと時給2,000〜2,500円くらい、それ以上の求人もあります。その日だけの即戦力を求める働き方なので時給が高めに設定されがちです。ただ収入が不安定で賞与もないので、安定を求めるならパート、時給重視なら単発、と使い分けるといいと思います。
- 扶養内で働く場合、時給は高いほうがいいですか?
-
一概にそうとは言えないんです。時給が高すぎると少ない時間で扶養の壁(103万・130万など)に当たってしまって、かえって働きにくくなることがあります。扶養内なら時給の高さより、年間収入をコントロールしやすいかのほうが大事だったりします。希望を伝えて求人を絞ってもらうと調整しやすいですよ。
- 地域によって時給はどのくらい違いますか?
-
都市部(東京・神奈川・大阪など)は高めで2,000円超えもありますが、地方だと1,300〜1,600円が中心になることが多く、300〜500円ほど開くこともあります。ただ都市部は通勤や競争率の問題もあるので、時給だけでなく通いやすさも含めて自分のエリアの相場で考えるのがおすすめです。
- ブランクがあってもパートの相場どおりの時給で働けますか?
-
働けることが多いです。ブランクがあっても看護師資格は強いので、相場から大きく下がることは少ないです。心配なら、まず単発の健診などで現場の感覚を取り戻してからパートに移る人もいます。教育体制やフォローの有無を面接で確認しておくと安心ですよ。
- 准看護師だと時給はどのくらい下がりますか?
-
正看護師より200〜300円ほど低くなることが多いです。とはいえ職場や地域によっては差が小さいこともありますし、准看護師でも経験が長ければ評価される職場はあります。求人を比べるときは正看・准看どちら向けの時給かを確認しておくといいです。
- パートの時給は経験年数で上がりますか?
-
病棟経験や専門的なスキルがあると、相場の中でも高めに設定してもらえることがあります。とくに訪問看護や施設は一人で判断する場面が多いので、急性期の経験が評価されやすいです。面接で自分の経験をきちんと伝えると、時給交渉につながることもありますよ。
- 単発で稼ぐと確定申告は必要ですか?
-
勤務先で源泉徴収されていない場合や、複数から収入を得て一定額を超える場合は確定申告が必要になることがあります。扶養内で働きたい人は年間の収入合計が壁を超えないかにも注意が必要です。不安なら登録した派遣会社の担当さんに、年末調整や申告の扱いを最初に確認しておくと安心です。
- 時給の高い求人はどうやって探せばいいですか?
-
自分でハローワークや求人サイトを眺めるより、希望条件(時給・日数・扶養・通える範囲)を文章で転職サイトの担当さんに渡して、合わない求人は断ってもらう形が効率的です。単発・派遣で時給を狙うなら派遣に強いサービス、安定したパートなら転職サイト、と探し先を分けると見つかりやすいですよ。
まとめ


看護師パートの時給相場は、全体だとだいたい1,500〜2,200円くらいが目安です。でも本当に大事なのは「どこで働くか」で、訪問看護や健診は高め、クリニックはやや控えめ、というように職場の種類で数百円変わります。さらに都市部と地方の地域差も大きいので、全国平均より「自分の通える範囲の相場」をつかむのが確実です。
もっと時給を上げたいなら、パートより高めに出やすい単発・派遣という手もあります。収入が不安定なぶん時給は高めなので、安定のパートか時給重視の単発かを自分の生活に合わせて選べばいいと思います。単発・派遣で探すなら派遣に強いサービスに登録しておくと効率がいいです。
ただ、時給の数字だけで飛びつかず、オンコールの有無・扶養の壁・周辺条件まで含めて「無理なく続けられるか」で選ぶのが、結局いちばん後悔しないコツですよ。まずは自分のエリアの相場を知るところから、気軽に始めてみてくださいね。









