準夜勤明けの洗面台で、自分の顔を見るのが本当に嫌でした。目の下のくま、むくんだ輪郭、あごまわりの吹き出物。「これ、わたしの顔だっけ」って何度も思って。先に言っちゃうと、夜勤で肌が荒れるのは睡眠不足・自律神経の乱れ・乾燥が重なるからで、スキンケアをサボってるせいじゃありません。
この記事では、夜勤で肌荒れが起きる原因を整理して、夜勤中や夜勤明けにできる対策を書いていきます。あと、対策だけじゃ限界がある理由と、わたしが根本から変えた話も正直に書きますね。
わたしはあさこといいます。急性期の内科外科混合病棟で7年、3交代で月10〜12回の夜勤をしてきました。6年目の冬に体が限界をむかえて、今は日勤のみの外来にいます。荒れきっていた肌が転職後に落ち着いた経験もあるので、その話もまぜて書いていきます。
夜勤で肌荒れする原因

なんで夜勤だと肌が荒れるのか。理由が分かると、どこをケアすればいいかも見えてきます。
ひとつずつ見ていきますね。
睡眠不足で肌が回復しない

肌荒れの一番大きな原因が、睡眠不足だと思います。肌って寝ている間に修復されるので、その時間が足りないと荒れやすくなるんですよね。夜勤で寝る時間がずれたり細切れになると、肌の回復が追いつかなくなります。
肌の生まれ変わりは睡眠中に進むので、夜勤で眠りが浅くなると、荒れが治りにくくなります。わたしも夜勤続きのときは、ニキビがなかなか治らなくて。同じ場所に繰り返しできるのがつらかったです。眠れてないと肌は正直に荒れるんだなって、鏡を見るたび思ってました。
自律神経の乱れとホルモン

夜勤で昼夜が逆転すると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。自律神経が乱れると血流が悪くなって、肌に栄養が届きにくくなると言われていて。くすみやくまが出やすくなるのはこのあたりが関係してるみたいです。
あと、ストレスや生活リズムの乱れでホルモンバランスも崩れがちで、あご下や口まわりの吹き出物につながることもあります。わたしは生理不順にもなって、一度婦人科にかかったこともありました。肌だけの問題じゃなくて、体全体のリズムが崩れてるサインなんだと思います。
空気の乾燥と洗顔のダメージ

病棟って空調がずっと効いていて、空気がかなり乾燥しています。夜勤中の長時間、その乾いた空気にさらされ続けるので、肌の水分が奪われやすいんですよね。マスクの摩擦も地味に効いてきます。
あと、夜勤明けで疲れきっていると、洗顔や保湿が雑になりがち。わたしも「もう倒れそう」ってときは、化粧を落とさず寝落ちすることが何度かありました。それがまた荒れの原因になって、悪循環になっていた気がします。
- 睡眠不足で肌の修復が追いつかない
- 自律神経の乱れで血流が悪くなる
- ホルモンバランスの乱れで吹き出物
- 空調の乾燥とマスクの摩擦
こうやって並べると、夜勤の肌荒れって外側のケアだけじゃ足りない理由が見えてきますよね。それでもできる対策はあるので、次に書きます。
夜勤の肌荒れ対策(保湿と睡眠)

完全には防げなくても、荒れをやわらげる工夫はあります。まず外側のケアから書きますね。
ひとつずつ見ていきますね。
とにかく保湿を切らさない

夜勤の肌荒れ対策で一番効いたのが、保湿を切らさないことでした。乾燥が荒れを加速させるので、夜勤中もこまめに保湿するのがおすすめです。わたしはロッカーに小さい保湿クリームを常備して、休憩のたびに手や顔に塗ってました。
夜勤明けは疲れていても、化粧だけは必ず落として、たっぷり保湿してから寝るようにしたら、翌朝の肌の荒れ方がかなり変わりました。オールインワンでもいいので、とにかく「落とす・潤す」を省略しないこと。疲れてるときこそここをサボると、あとで自分が困ります。
睡眠の質を上げる

肌の回復には睡眠が欠かせないので、夜勤明けにいかに深く眠れるかが対策になります。帰宅後はサングラスで朝日を避けて、部屋を暗くして、なるべく質のいい睡眠をとるようにしていました。眠れた翌日は、肌の調子も少しマシだった気がします。
ただ、夜勤明けって寝つけないことも多くて。眠れないと肌の回復も進まないので、うまく眠れない人は夜勤の生活リズムを整える方法も見てみてください。眠りが整うと、肌も少しずつ落ち着いてきます。
- 夜勤中もこまめに保湿する
- 夜勤明けは必ずメイクを落として保湿
- 帰宅後はサングラスで朝日を避ける
- 部屋を暗くして深く眠る
外側のケアはこのあたりが基本です。あと、肌荒れって内側からのケアも同じくらい大事なので、次に書きますね。
肌荒れは内側からもケアする

スキンケアは外側だけじゃなくて、食べるものや水分も肌に直結します。ここも一緒に整えると効きます。
ひとつずつ見ていきますね。
タンパク質とビタミンをとる

肌は食べたものから作られるので、内側のケアも外側と同じくらい大事です。夜勤中はつい甘いものやカップ麺に頼りがちですが、それが肌荒れを悪化させることもあります。タンパク質やビタミンを意識してとると、荒れの治りが違ってくると感じました。
わたしは夜勤中の夜食を、菓子パンからゆで卵やヨーグルトに変えてみたら、あご下の吹き出物が少しマシになった気がしました。完璧な食事じゃなくていいので、できる範囲でタンパク質を足すくらいから始めるといいと思います。
水分をこまめにとる

水分不足も肌の乾燥につながります。夜勤中は忙しくて水を飲むのを忘れがちなので、意識してひと口飲むだけでも違ってきます。わたしはナースステーションに水筒を置いて、通るたびにひと口、を習慣にしていました。
カフェインの多い飲み物ばかりだと逆に水分が出ていってしまうので、水やお茶もはさむといいですよ。地味ですが、こういう小さな積み重ねが肌には効いてきます。
- 甘いものやカップ麺に偏らない
- ゆで卵やヨーグルトを足す
- 水やお茶をこまめにとる
- カフェインだけに偏らない
どれも小さいことですが、続けると荒れ方はやわらぎます。ただ、これで完璧に治るかというと、正直そうでもなくて。次にその話をします。
根本改善は夜勤を減らすこと

対策を書いておいてなんですが、正直に言うと、夜勤を続ける限り根っこは変わらないんです。わたしの実体験も交えて書きます。
どれだけ保湿しても、内側をケアしても、夜勤で睡眠と自律神経が乱れる事実は変わりません。肌荒れの大もとが夜勤による生活リズムの乱れなので、外からのケアはあくまで対症療法なんですよね。わたしも夜勤時代は、スキンケアにお金をかけても、くまと吹き出物がずっと消えませんでした。
転機になったのは、日勤のみの外来に移ったことでした。とくに高い化粧品に変えたわけでもないのに、転職して2ヶ月ほどで、あんなに悩んでいたくまと吹き出物が落ち着いてきたんです。あのとき初めて「肌荒れの原因はスキンケア不足じゃなくて、夜勤そのものだったんだ」ってはっきり分かりました。準夜明けの洗面台で顔を見るのが嫌だった日々が、少し遠くなった気がしました。
もし今、夜勤で肌が荒れて本気で悩んでいて、しかも体のしんどさや眠りの浅さも重なっているなら、夜勤の頻度そのものを見直すのも選択肢だと思います。夜勤を減らす、夜勤なしの職場に変える、という道もあります。わたしがどうやって夜勤なしの働き方に切り替えたかは、夜勤なしで働けた実体験に書きました。
夜勤なしの職場を探すなら、複数の看護師転職サイトに登録して、希望を伝えておくのが早いです。わたしは看護roo!をふくむ3社に登録して、「日勤のみ」を条件にして探しました。すぐ動かなくても、選択肢を知っておくだけで気持ちがラクになりますよ。夜勤のしんどさ全般については夜勤がしんどいときの話も読んでみてください。
悩む女性スキンケアにお金をかけても治らなかった肌が、日勤に変えたら勝手に戻ったときは、なんだか複雑でした…。原因は夜勤そのものだったんですよね。
よくある質問


- 夜勤で肌荒れするのはなぜですか?
-
睡眠不足で肌の修復が追いつかないこと、自律神経の乱れで血流が悪くなること、空調やマスクによる乾燥が重なるのが大きな原因です。とくに肌は寝ている間に生まれ変わるので、夜勤で眠りが乱れると荒れが治りにくくなります。スキンケア不足のせいだけではないんです。
- 夜勤中にできる肌荒れ対策はありますか?
-
こまめな保湿が一番効きます。ロッカーに小さい保湿クリームを常備して、休憩のたびに塗るのがおすすめです。あと水分をこまめにとることと、甘いものやカップ麺に偏らず、できる範囲でタンパク質をとることも肌には効いてきますよ。
- 夜勤明けは疲れて何もできません。最低限どうすれば?
-
最低限、メイクだけは必ず落として、オールインワンでいいので保湿してから寝てください。化粧を落とさず寝落ちすると、翌朝の荒れがかなりひどくなります。疲れているときこそ、この2つだけは省略しないのが結局ラクですよ。
- 夜勤のくまがひどいのですが治りますか?
-
くまは自律神経の乱れによる血流低下が関係していることが多く、睡眠が整うと軽くなる人が多いです。まずは夜勤明けにしっかり眠ることを優先してみてください。ただ、極端にひどい場合や体調不良を伴う場合は、貧血などが隠れていることもあるので受診も考えてくださいね。
- 吹き出物が同じ場所に繰り返しできます。
-
ホルモンバランスの乱れが関係していることが多く、生活リズムが整うと落ち着く場合があります。ただ、繰り返す吹き出物や強い炎症は、自己判断でケアするより皮膚科で相談したほうが早く治ることもあります。気になる症状が続くなら、早めに受診してくださいね。
- 高い化粧品に変えれば夜勤の肌荒れは治りますか?
-
化粧品で多少やわらぐことはありますが、原因が夜勤による睡眠と自律神経の乱れなので、根本の解決にはなりにくいです。わたしも高い化粧品を試しましたが、夜勤を続ける限りくまと吹き出物は消えませんでした。外側のケアは対症療法だと考えておくといいと思います。
- 夜勤をやめたら肌は本当に戻りますか?
-
個人差はありますが、生活リズムが整うと肌が落ち着く人は多いです。わたしは日勤のみに変えて、とくに高い化粧品に変えていないのに2ヶ月ほどで肌が戻りました。あくまで一例ですが、肌荒れの大もとが夜勤だった、と実感した出来事でした。
- 肌荒れくらいで転職なんて大げさでしょうか?
-
大げさじゃないと思います。肌荒れは体からのサインで、その裏には睡眠不足や自律神経の乱れが隠れていることが多いからです。肌だけじゃなく体全体がしんどいなら、働き方を見直すのはむしろ自然なこと。すぐ動かなくても、選択肢を知っておくだけで気持ちは軽くなりますよ。
- 夜勤なしの職場に変えると収入は下がりますか?
-
夜勤手当が消えるぶん下がりやすいのは事実ですが、基本給や賞与の高い職場を選べば総額を守れることもあります。わたしは夜勤なしに変えて、逆に年収が370万から430万に上がりました。「夜勤なし=減収」と決めつけず、年収の総額で比べてみてくださいね。
- 肌荒れは気になるけど、すぐ転職する気はありません。
-
それで大丈夫です。まずは夜勤中の保湿と夜勤明けの睡眠を整えるところから始めてみてください。転職はあくまで最後の選択肢で、今できることから少しずつで十分です。選択肢を知っておくだけでも気持ちがラクになりますよ。
まとめ


夜勤で肌が荒れるのは、睡眠不足・自律神経の乱れ・乾燥が重なるからで、あなたのスキンケアが足りないからではありません。夜勤中はこまめに保湿して、夜勤明けは必ずメイクを落として潤して、しっかり眠る。内側からのケアも忘れずに。この積み重ねで、荒れ方はやわらげられます。まずは今日からできることを一つ試してみてください。
でも、夜勤を続ける限り肌荒れの大もとは変わらない、というのも正直な事実です。わたしは日勤のみに変えてから、2ヶ月ほどで肌が落ち着きました。もし肌荒れだけでなく体のしんどさも重なっているなら、夜勤の頻度を減らす選択肢も頭の片隅に置いておいてください。看護roo!のような転職サイトで「日勤のみ」の求人を眺めるだけでも、気持ちが軽くなることがありますよ。無理せず、自分のペースで整えていきましょうね。









