こんにちは、あさこです。看護師の主任になったけど、もう辞めたい。上からは数字や管理を求められて、下からは不満をぶつけられて、自分の居場所がどこにもない感じ。きっとそんな板挟みの毎日に、すり減っているんじゃないでしょうか。先に言っておきたいんですけど、主任がつらいのはあなたの能力不足じゃなくて、その役割そのものが構造的にしんどいからなんですよね。
この記事では、主任を辞めたいと感じたときの考え方を結論からお伝えします。何がそんなにつらいのかを言葉にして、降りる・休む・転職という選択肢を並べて、どう判断していけばいいかまで。追い込むつもりは一切ないので、肩の力を抜いて読んでもらえたらうれしいです。
ここで正直にお話ししておくと、わたし自身は主任の経験はないんです。急性期の病棟で7年、月10から12回の夜勤をこなして、今は外来で日勤をしている32歳の看護師です。でも、すぐ近くで主任だった先輩が潰れていくのを見てきましたし、主任を打診されて何日も悩んでた同僚もいました。
だから当事者の代わりに語ることはできないけど、間近で見てきた者として、知っていることは全部書きますね。
看護師の主任を辞めたいと感じる理由|何がそんなにつらいのか

主任を辞めたいと思う気持ちには、ちゃんと理由があります。なんとなくしんどいんじゃなくて、主任という役割に特有の重さがあるんですよね。まずは何がつらいのか、間近で見てきたことを言葉にしていきます。
ひとつずつ見ていきますね。
上と現場の板挟みがきつい

主任のつらさで、わたしが見てきたなかでいちばん大きかったのが、これです。師長や看護部からは目標達成や残業削減を求められて、現場のスタッフからは人が足りない、休みが取れないと突き上げられる。その真ん中に立たされて、どっちの言い分も無視できないんですよね。
わたしの先輩で主任だった人がいたんですけど、申し送りのあと、誰もいないナースステーションでため息をついてる姿をよく見ました。管理職っぽいのに権限はそんなになくて、責任と板挟みだけがのしかかってくる。上の決定を現場に伝える役なのに、現場の不満を受け止めるのも自分。心が休まる場所がないんだなって、横で見ていて思いました。
- 上からは管理・数字を求められる
- 下からは現場の不満をぶつけられる
- 決定権は少ないのに責任は重い
間に立つ人がいちばん消耗する。これは看護師に限った話じゃないのかもしれません。
責任と給料が見合わない

主任になると役職手当はつくことが多いです。でも、その金額が増えた責任に見合ってるかというと、正直うーんという声をよく聞きました。手当が月に数千円から1万数千円くらい、というケースもあるみたいで、金額は職場によってかなり差があるので、ここはご自身の給与明細で確かめてくださいね。
打診されて悩んでた同僚は、これがいちばん引っかかってました。委員会の取りまとめ、新人指導、勤務表の調整、何かあったときの責任。その全部を抱えて手当がこれかと。お金が全てじゃないですけど、割に合わないと感じながら働き続けるのって、じわじわ効いてくるんですよね。
責任の重さに気持ちがついていかなくなったとき、辞めたいって言葉が出てくるんだと思います。
プレイヤーと管理の二重負担

看護師の主任って、管理だけやってればいいわけじゃないんですよね。自分の受け持ち患者さんも普通にいて、夜勤にも入って、そのうえで管理業務もこなす。プレイヤーとマネージャーを両方やってる状態です。
打診を断った別の先輩は、今でさえ夜勤でへとへとなのに、これ以上の仕事を上に乗せられたら倒れる、って言ってました。日勤で会議が長引いて、記録は溜まって、結局サービス残業。そういう日が続くと、何のために主任を引き受けたんだろうって、わからなくなってくる。二重の負担は、想像以上に体力と気力を削っていきます。
全部ちゃんとやろうとする真面目な人ほど、抱え込んで潰れやすいです。
主任を降りたいときにできること|辞める前の選択肢

主任を辞めたい、と思ったとき、いきなり仕事そのものを辞める必要はないんです。まずは主任という役割を一回手放す方法から考えてみてください。降りる、休む、相談する。辞める前にできることって、けっこうあります。
ひとつずつ見ていきますね。
師長に主任を降りたいと相談する

いちばん最初に考えてほしいのが、師長や看護部に正直に相談することです。主任を降りたい、と言うのは勇気がいると思います。評価が下がるんじゃないか、わがままだと思われるんじゃないか、って。でも、抱え込んで倒れるよりずっといいんですよね。
役職を外れて一般スタッフに戻れるかどうかは職場によりますけど、相談すること自体は決して特別なことじゃないです。体調や家庭の事情を理由に役職を降りる人は、思っているより普通にいます。言い方としては、責任の重さに体がついていかなくて、という事実ベースで伝えると、向こうも対応を考えやすいみたいです。一回で結論が出なくても、まず口に出すところから。
言わないと、上はあなたが限界だってことに気づけないんですよね。
休職という選択肢も持っておく

心や体がもう限界に近いなら、休職という手もあります。眠れない、食欲がない、朝になると動悸がする。そういうサインが出ているなら、無理に踏ん張らないでください。主任だから倒れるまでやらなきゃ、なんてことは全然ないです。
わたしの先輩で主任だった人は、最終的に一度休職しました。戻ってきたときには役職を外れて、一般スタッフとして働いてました。前より顔色が良くなってて、ああ、これでよかったんだなって。診断書が出れば傷病手当金の対象になることもあります。申請先は加入している健康保険なので、制度のことは職場の担当部署(人事・総務)で確認してくださいね。
休むのは負けじゃないです。立て直すための時間だと思ってください。
異動で環境を変える方法

同じ病院の中でも、部署が変われば景色がけっこう変わります。病棟の主任がしんどいなら、外来や別の部署への異動を相談してみるのも一つです。わたし自身、病棟から外来に移っただけで別人みたいに息ができるようになった経験があるので、環境を変える効果はあなどれないと思ってます。
もちろん異動希望が通るかは病院の事情次第です。でも、辞めるか我慢するかの二択しかないと思い込んでると、視野が狭くなるんですよね。降りる、休む、異動する。手札は一つじゃないって知っておくだけで、ちょっと気持ちが軽くなります。働き方そのものを見直したくなったら、看護師を辞めて幸せになった話も参考になるかもしれません。
逃げ道を複数持っておくと、追い詰められた気持ちがほどけていきます。
主任のまま転職するか辞めてから転職するか

今の職場で降りるのが難しい、あるいは病院自体が合わないと感じるなら、転職という選択肢も出てきます。ここで悩むのが、主任のまま動くか、一回辞めてから動くか、ですよね。それぞれの考え方を整理しておきます。
ひとつずつ見ていきますね。
主任の経験は転職で評価される

主任を辞めたい気持ちでいっぱいだと忘れがちなんですけど、主任の経験って転職市場ではちゃんと武器になります。スタッフのマネジメント、勤務調整、新人教育、委員会の運営。これって他の職場でも求められるスキルなんですよね。
だから、主任が嫌で辞めるとしても、その経験まで否定しなくて大丈夫です。次の職場では管理職をやりたくないなら、面接でそう伝えればいいだけ。マネジメントはもう十分やったので、今は現場に集中したいです、という伝え方でも全然おかしくないです。やってきたことは、ちゃんとあなたの財産になってます。
つらかった経験も、次の場所では強みに変わることがあるんですよね。
在職中に動くか辞めてから動くか

転職するなら、わたしは在職中に動き始めるのをおすすめしたいです。理由はシンプルで、収入が途切れないのと、焦って決めずにすむからです。辞めてからだと、早く決めなきゃという気持ちで条件を妥協しがちなんですよね。
ただ、主任って忙しいから在職中の転職活動なんて無理、という声もすごくわかります。そういうときこそ、転職サイトの担当者に求人探しや日程調整を任せてしまうのが現実的です。わたしは2回目の転職でエージェントを3社使って、日勤のみという条件を絶対に譲らずに探してもらいました。
1回目は1社だけで条件確認を怠って失敗したので、複数使うのは本当に大事だと思ってます。
看護師向けのサービスは無料で使えるところがほとんどなので、情報収集だけでも始めてみると視野が広がります。どこを使うか迷うなら看護師転職サイトおすすめランキング10選にわたしが使った感想込みでまとめてあります。
焦らず動ける状態をつくっておくと、いい職場に出会える確率が上がります。
辞めるタイミングの見極め方

辞める決断って、勢いでしてしまうと後悔することもあります。逆に、限界を超えてまで我慢する必要もない。このさじ加減がむずかしいんですよね。
一つの目安は、心や体に不調が出ているかどうかです。眠れない、休日も仕事のことが頭から離れない、涙が出る。そういうサインが続いているなら、タイミングを待つより自分を守るほうを優先していいと思います。逆にまだ踏ん張れそうなら、求人をゆっくり見ながら次を探す余裕があります。
辞めどきの考え方は看護師の転職タイミングでもう少し詳しく書いているので、迷ったらのぞいてみてください。
自分の心と体の声を、いちばんの判断材料にしてくださいね。
主任を辞めたいのに言い出せないときの考え方

頭では降りたい・辞めたいと思っていても、いざ口に出すとなると足がすくむ。これ、すごく多いです。後任のこと、周りの目、迷惑をかける罪悪感。言えない理由を一つずつほどいていきます。
ひとつずつ見ていきますね。
後任の心配は抱え込まない

わたしが辞められない、と感じる人の多くが口にするのが、後任がいないから、という理由です。責任感が強い人ほどそうなんですよね。でも、人員の手配や役職の引き継ぎって、本来は管理者側の仕事なんです。あなた一人が背負うものじゃないんですよね。
打診を悩んでた同僚も、もし引き受けて合わなかったら、辞めたくても周りに悪くて言えなくなるのが怖い、と話してました。気持ちはすごくわかります。でも、あなたが倒れたら、それこそ現場はもっと困ります。あなたの心身を守ることと、職場の都合は、天秤にかけていいものなんです。後任問題は、相談された側が考えるべきこと。そこは線を引いて大丈夫です。
全部を自分の責任にしなくていいんですよ。
言いにくいなら事実ベースで伝える

辞めたい・降りたいを伝えるとき、わがままだと思われたくなくて言葉に詰まる人が多いです。そういうときは、感情より事実を中心に伝えると切り出しやすいです。
たとえば、最近眠れない日が続いていて体調に不安がある、責任の重さに今の自分では応えきれていない、というふうに。状況の報告として話すと、相手も感情論で返しにくくなって、対応を考える方向に進みやすいんですよね。一気に全部言おうとせず、まず相談したいことがある、と切り出すだけでも十分です。
- 体調の変化を具体的に伝える
- 役割が重く感じている事実を話す
- 一度で結論を出そうとしない
言い方を整えるだけで、最初の一歩のハードルがぐっと下がります。
自分を後回しにしない

主任を引き受けるような人って、たいてい周りのことを優先してきた人なんですよね。だから、自分が辞めたいと言うことに強いブレーキがかかる。でも、もう十分すぎるくらい頑張ってきたと思うんです。
わたしの先輩は、限界まで我慢して、結局体を壊してから休職しました。あとから、もっと早く言えばよかった、ってぽつりとこぼしてたのが忘れられないです。あなたには、そうなる前に自分を優先してほしい。職場はあなたがいなくても回る仕組みを考えるのが役目だし、あなたの人生はあなたのものですから。罪悪感より、自分の心と体を先に置いてあげてください。
自分を大事にすることは、わがままじゃなくて当たり前のことなんですよね。
主任を辞めたいあなたへ|間近で見てきたわたしから

ここまで主任のつらさと選択肢をお話ししてきましたけど、最後に一つだけ。主任を辞めたいと思うことに、罪悪感を持たないでほしいんです。役割を引き受けたんだから最後までやり切らなきゃ、って真面目な人ほど思いがちですよね。でも、合わない役割を無理に背負い続けて心を壊してしまったら、本末転倒なんですよね。
わたしは主任そのものを経験したわけじゃないので、当事者のしんどさを全部わかるなんて言えません。でも、近くで潰れていく先輩を見て、もっと早く誰かが降りていいって言ってあげられたら、と何度も思いました。あなたには、その役割にしがみつく前に、降りる・休む・変えるという道があることを知っておいてほしいです。
辞めるにしても、すぐじゃなくていいです。まずは信頼できる人に話すこと、上に相談すること、情報を集めること。そこから始めれば十分です。看護師という資格は、どこでも通用する強いカードです。今の職場の主任という肩書きが、あなたの全部じゃないですからね。あなたが穏やかに働ける場所は、ちゃんとどこかにありますよ。
主任を辞めたいと思うのは、あなたが弱いからじゃないです。重すぎる役割を一人で背負ってきた証拠ですからね。
看護師の主任を辞めたいに関するよくある質問

- 看護師が主任を辞めたいと思うのは甘えですか?
-
甘えじゃないです。主任は上と現場の板挟みで、責任が重いわりに権限が少ない役割なんですよね。つらいと感じるのは自然なことなので、自分を責めないでくださいね。
- 主任を降りたいと言ったら評価は下がりますか?
-
職場によりますが、体調や事情を理由に役職を降りる人は思っているより普通にいます。評価より自分の心身を守るほうが大事なので、まずは師長に正直に相談してみてください。
- 主任のまま転職することはできますか?
-
できます。主任の経験はマネジメントスキルとして評価されることが多いです。次の職場で管理職をやりたくないなら、面接でその希望を伝えれば現場中心の働き方も選べますよ。
- 主任を辞めたいのに後任がいなくて言い出せないときは、どうすればいいですか?
-
気持ちはわかりますが、後任の手配は本来あなたの責任ではなく管理者側の役目です。抱え込んで倒れる前に、まずは限界に近いことを上に伝えるところから始めてください。
- 主任の重圧で心が限界です。どうすればいいですか?
-
眠れない・動悸がするなどのサインが出ているなら、休職という選択肢も考えてください。診断書で傷病手当金の対象になることもあるので、病院や職場の担当部署に相談してみてくださいね。
- 主任を辞めて一般スタッフに戻るのは可能ですか?
-
役職を外れて一般スタッフに戻れる職場もあります。同じ病院で難しい場合は、異動や転職で管理職のないポジションを選ぶ方法もあるので、選択肢は一つじゃないですよ。
- 主任を辞めたいけど、給料が下がるのが不安です。どう考えればいいですか?
-
正直、役職手当がなくなるぶん月数千〜数万は下がることが多いです。でも、その手当のために心と時間を削ってるなら割に合ってるか一度計算してみてほしいです。わたしの周りには、降りて夜勤に戻ったら手当の差が思ったより小さくて拍子抜けした人もいました。
- 主任を辞めたら、まわりから無責任だと思われませんか?
-
そう思う人もいるかもしれないけど、それはその人の課題であってあなたが背負うものじゃないです。体を壊して長期離脱するほうが、よっぽど職場に影響が出ます。役職を続けるか降りるかは、他人の評価じゃなく自分が続けられるかで決めていいと思います。
- 板挟みがつらくて主任を辞めたいです。これは管理職に向いてないということですか?
-
上と現場の板挟みは主任なら誰もが通る道で、向き不向き以前にしんどいポジションなんですよね。それを「向いてない」と自分を責める必要はないと思います。ただ、何年やっても板挟みで体調を崩すなら、その環境やサポート体制のほうに問題があるのかもです。
- 主任の経験は、転職のときにプラスになりますか?
-
なります。スタッフ管理やシフト調整、トラブル対応の経験は普通に評価されるポイントです。ただ、次も管理職を求められるとは限らなくて、「役職なしで現場に専念したい」と伝えればそういう求人も選べます。主任経験は使う使わないを自分で選べる強みだと思ってください。
まとめ

看護師の主任を辞めたいと感じるのは、上と現場の板挟み、責任と給料が見合わない、プレイヤーと管理の二重負担といった、役割そのものの構造的なつらさが原因であることが多いです。あなたの能力不足じゃないので、まずはそこを知ってほしいです。
辞める前にできることはいくつもあります。師長に主任を降りたいと相談する、休職する、異動する。それでも合わないなら、主任のまま、あるいは辞めてからの転職という道もあります。主任の経験はちゃんと評価されますし、在職中に動けば焦らず次を選べます。
わたしは主任の経験こそないですが、潰れていく先輩を間近で見てきました。だからこそ、しがみつく前に降りる・休む・変える選択肢があると伝えたいです。働き方を見直したいなら、看護師転職サイトおすすめランキング10選ものぞいてみてくださいね。

