辞めたい気持ちと、収入が途切れる怖さの板挟みで、ぐるぐる悩んでませんか。次のような悩みです。
- 夜勤続きでもう限界
- 貯金もそんなにない
- 辞めてから転職先が見つからなかったら
わたしも、夜勤続きで限界を感じていた一人です。
先に答えを言うと、基本は転職先が決まってから退職するのが安全です。
理由は、次の2つです。
- 収入が途切れない
- 焦って妥協した職場を選ばずに済む
ただ、心も体も本当に限界なときは、先に辞めてもいい例外もあると思ってます。
わたしはあさこ、急性期の混合病棟で7年働いて、3交代で月10〜12回くらい夜勤してました。
転職は2回経験してて、1回目は在職中に次を決めたのに、夜勤の回数を確かめなくて失敗。2回目でやっと納得できる職場に。
その経験から、順序で後悔しないための考え方をお話ししますね。
転職先が決まってから退職するほうが安全な理由

まず大前提として、迷ってるなら決めてから辞めるほうがいいと思ってます。理由は大きく分けて3つあって、順番に話しますね。
ひとつずつ見ていきますね。
収入が途切れない安心感

いちばん大きいのは、お金の問題です。先に辞めちゃうと、次が決まるまで収入ゼロの期間ができます。
あさこ看護師は転職しやすいって言われるけど、希望の条件に合う職場がすぐ見つかるとは限らないんですよね。
失業手当も、自己都合だと受け取れるまで待機期間があって、すぐには入ってきません。貯金が少ない状態で先に辞めると、焦って次を妥協する原因になります。
在職中なら毎月お給料が入るので、心に余裕を持って探せるんです。
- 家賃や生活費の支払いが止まらない
- 失業手当の待機期間を気にしなくていい
- ボーナス時期を見て退職日を調整できる
お金の不安が消えるだけで、職場選びの目が冷静になるんですよね。
焦らず職場を選べる


次が決まってない状態と、在職中では、こう違います。
| 気持ち | |
|---|---|
| 次が決まってない | 「早く決めなきゃ」となり その焦りが妥協につながる |
| 在職中 | 納得いかない求人は断れる ピンとこない職場を スルーできる余裕が持てる |
給料が途切れる恐怖って、思ってる以上に判断をにぶらせるので。
ただ、わたしの1回目は在職中に次が決まっていたのに、「夜勤少なめ」が月何回かを確かめないまま入って失敗しました。
余裕があるうちに、条件は数字で確かめてください。入ってから違ったら、求人の夜勤回数が嘘かどうかの見分け方もあります。
急がない自由があるだけで、選べる職場の質はぜんぜん変わります。
ブランクを作らずに済む


離職期間が長くなると、次の面接で、こう聞かれます。
この空白は何してたんですか
理由がちゃんとあればいいんですけど、なんとなく辞めてダラダラしてたとなると、ちょっと印象が下がっちゃうことも。
決めてから辞めれば、空白なしか数日でつなげられます。ブランクが気になる人ほど、在職中の活動がおすすめです。



空白を作らないだけで、面接で余計な説明をしなくて済みます。
転職のタイミングそのものに迷ってる人は、看護師の転職タイミングの話も読んでみてください。
在職中に受けておくと、次のようなメリットがあります。
| 在職中に受けると | |
|---|---|
| 落ちたとき | 被害が小さく済む |
| 不採用の理由 | 病院に聞いても返ってこない 次の応募までに何を1つ 変えるかだけ決めれば十分 |
考え方は転職の面接に落ちたあとにやることにまとめました。
心身が限界なら先に辞めてもいい例外


ここまで決めてから辞めようって話をしてきたけど、例外もあります。それは、心も体ももう限界なときです。
次のような状態で無理して働き続けると、転職活動どころじゃなくなります。
- 夜勤で眠れない
- 食べられない
- 涙が止まらない
- 出勤前に動悸がする
わたしも6年目の冬に深夜勤で意識が遠のいたことがあって、あのまま続けてたらと思うとゾッとするんですよね。
体や心を壊してまで在職にこだわる必要はないです。先に辞めて、しっかり休んでから動くのも立派な選択。
生活のあては、次のことを先に確認しておくと安心です。
- 貯金
- 傷病手当
- 実家を頼れるか



限界のサインが出ていたら、転職活動より休むのを優先していいと思います。
まだ入職1年に届いていない人は、辞めたあとの経歴の扱いも気になると思います。
1年未満での転職が不利になるかどうかのほうに、雇用保険や職歴欄の実務をまとめました。
先に辞めると決めたなら、空白のあいだのお金を数字で出しておいてください。次の3つが同じ月に来ます。
- 健康保険
- 国民年金
- 住民税
計算の手順は看護師の無職期間の生活費に書きました。持ちこたえられる月数が分かると、焦って決めずに済みます。
退職を伝える時期と進め方


決めてから辞めると決めたら、次は伝える順番とタイミングです。ここを間違えると気まずくなるので、流れだけ押さえておきましょう。
ひとつずつ見ていきますね。
伝える時期が決まっても、口に出すところで止まる人はいます。わたしも秋の面談で言えませんでした。
そのときの立て直し方は師長に辞めたいと言えないときの切り出し方に書いています。
内定が出てから伝える


退職を上司に伝えるのは、転職先の内定が正式に出てからが基本です。
内定前に辞める話をしちゃうと、もし転職先が決まらなかったときに引き返せなくなります。
口頭で「辞めようかな」とこぼすのも危険で、その時点で引き止めや調整が始まっちゃうことがあるので。確定するまでは、活動してることも職場では言わないほうが無難かなと思います。
確定してから動けば、引き止めにもブレずに済みます。看護師が転職の内定で迷うときは、返事の前に迷いの型を分けると決めやすいです。
伝えるのは1〜2か月前


退職を伝える時期は、辞めたい日の1〜2か月前が目安です。
就業規則に「○か月前までに申し出る」と書いてあることが多いので、まず自分の職場のルールを確認してください。
師長さんへの引き継ぎや、新しい人の補充もあるので、ギリギリだとお互い大変です。



円満に辞めたいなら、余裕を持って伝えるのがいちばんですね。
早めに伝えるほど、最後まで気まずくならずに済みます。
そのうえで気をつけてほしいのが、伝えたあとの次のパターンです。
| 気をつけること | |
|---|---|
| パターン | 何度も引き止められて 退職日が後ろへずれていく |
| 起きること | 入職日をずらす相談を1回でも すると、次の職場に条件を 聞きにくくなる |
わたしはそれで2か月延ばして失敗したので、詳しくは退職の引き止めに3回遭って2か月延びた話を読んでみてください。
この1〜2か月には、有給を消化する期間も含めて考えてください。
残20日なら暦で約1か月ぶん、最終出勤日が退職日より前に来ます。
数え方は退職日と最終出勤日を分ける記事にまとめてあります。
勢いで辞めない


最後に、わたしの失敗を正直に話しますね。決めてから辞めても、確かめずに決めれば後悔します。
| わたしの1回目 | |
|---|---|
| 動き方 | 在職中に次は決まっていた でも「夜勤少なめ」が 月何回かを確かめないまま 入職した |
| 結果 | 実際は月8〜10回 1年で辞めた |



「また選択を間違えた」と認めるのが、いちばんきつかったです。
失敗の避け方は看護師の転職で失敗しない方法にもまとめたので、よかったら。
- 辞めたい理由を紙に書き出してみる
- その不満は転職で解決するか考える
- 解決するなら次を決めてから動く
ひと呼吸おいて考えるだけで、勢いの後悔はだいぶ減らせます。
よくある質問


- 転職先が決まる前に退職届を出してもいいですか?
-
おすすめしません。内定が正式に出る前に退職届を出すと、転職先が決まらなかったときに収入も職場もなくなって、宙ぶらりんになっちゃいます。
退職の話は内定が確定してからにするのが安全です。
- 在職中の転職活動って忙しくて両立できますか?
-
正直しんどいときもあります。でも、面接を休みの日に入れてもらったり、応募を数社にしぼったりすれば回せます。
看護師の求人は紹介会社が日程調整してくれるので、思ってるより負担は減らせますよ。
- 転職先が決まってから退職まで、どのくらいの期間が目安ですか?
-
内定が出てから退職まで、1〜2か月くらいを見ておくと安心です。
就業規則で申し出る時期が決まってることが多いので、まず自分の職場のルールを確認して、転職先の入職日と相談して決めるといいです。
- 先に辞めた場合、ブランクはどのくらいまで大丈夫ですか?
-
明確な決まりはないですけど、3か月以内くらいだと面接でも説明しやすいです。
それより長くなると理由を詳しく聞かれることがあるので、休む目的をはっきりさせて、ダラダラ延ばさないのがコツかなと思います。
- 心が限界で在職中の転職活動が無理なときは、どうすればいいですか?
-
無理は禁物です。まず傷病手当や有給、休職の制度が使えないか確認してみてください。
それでもつらいなら、先に辞めて休んでから動くのもありです。生活のあてだけは先に整えておくと安心ですよ。
- 転職先を決めてから辞めることを職場に隠すのは気が引けます。どうすればいいですか?
-
気持ちはわかります。でも、確定する前に伝えると引き止めや気まずさが生まれて、活動しづらくなることが多いです。
隠すというより、確定してから誠実に伝えると考えると気が楽になるかもしれません。
- 内定が出たのに今の職場が辞めさせてくれなかったら、どうすればいいですか?
-
退職は基本的に労働者の権利なので、引き止められても最終的には辞められます。わたしは退職の意思を、口頭だけじゃなく書面でも残すようにしました。
それでも揉めそうなときは、退職の規定を就業規則で確認しておくと強気でいられます。
- 退職日と入職日が近すぎて、間に休みが取れないのが心配です。どうすればいいですか?
-
有給消化と引き継ぎを考えると、退職と入職の間は最低でも数日〜1週間はあけたほうがいいです。
新しい職場に入職日を少し後ろにずらせないか相談すると、意外と調整してくれることもありますよ。
- 先に転職先を決めたら、内定先に待ってもらう交渉ってできますか?
-
ある程度はできます。わたしは1回目の転職で、退職が引き止めで延びたため、入職日を2月から4月へずらしてもらいました。ただ、その負い目で、夜勤の回数を聞けないまま入職してしまいました。
ただ、あまり長く待たせると印象が良くないので、常識の範囲で。事情をきちんと話せば、看護師不足の今は配慮してくれる職場が多い印象です。
- 決まってから辞めると、引き継ぎが雑になって罪悪感が残りませんか?
-
気持ちは分かります。
でも、辞めると決めたなら、できる範囲で引き継ぎ資料を残すだけでも十分誠意は伝わります。わたしは辞める前に、新人の振り返りシートと指導マニュアルを作り直して引き継ぎました。
完璧にやろうとして自分を追い込むより、淡々とやるべきことをやるほうが、結局きれいに辞められると思います。
次を決めてから動くときに、担当さんへ何をどの順番で伝えたか(年収を最後に置いた理由も含めて)は、noteに1本にまとめています。前半は無料で読めます。
▶ 夜勤月10回から日勤だけへ。2回目の転職でわたしが実際にやったこと(note)
まとめ


転職先が決まってから退職するほうが、収入が途切れず焦って妥協しないので基本は安全です。
在職中の活動はしんどいけど、お金と心の余裕が職場選びの目を冷静にしてくれます。
まとめると、次の3つです。
- 転職先が決まってから退職する
- 心も体も限界なら先に辞めて休む
- 内定が出てから1〜2か月前に伝える
倒れてしまったら元も子もないので、生活のあてを確認した上で休む選択も大事にしてくださいね。



わたしの1回目みたいに、確かめないまま決めて後悔しないよう、ひと呼吸おいて順番を整えてから動いてもらえたらうれしいです。
どの紹介会社を使うか迷ったら、わたしが登録したサービスを含む比較も参考にしてみてください。









